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Sew イベント

”遊ぶ!”から創りだそう

レポート

「オフィスにいる誰とも話をせずに帰る働き方」なんておかしい

「こんにちは、つっちーです。」
蝶ネクタイをつけ、屈託のない笑顔で、こう自己紹介を始めた土田さん、人から声を掛けられやすいというのも納得させられます。そして、この日のワークショップではこの笑顔こそが原宿テラスを創設出来たポイントであったことを理解させられます。

土田さんは前職にお勤めの際に、ひとつの大きな疑問を感じていました。近くにいる人と一言も会話をせず、やろうと思えばオフィスにいる誰とも話をせずに帰ることが出来る、そんな働き方はあまりにも不自然ではないだろうか。退職後、その疑問を抱いたまま、知人からの紹介でニューヨークに渡り、コワーキングスペースに初めて出会います。

ただ単純にオフィスをシェアするだけではなく、情報交換をしたり、お互いにアイデアを出し合ったり、その場に居合わせた人たちから生まれる相乗効果が魅力のコミュニティ・スペースであるコワーキングスペース。活き活きとした顔の働く人たちに溢れ、互いにリスペクトをしあって仕事をしている、自主的に協力し合いながらその場を作り上げている様子は、土田さんの疑問を吹き飛ばす働き方でした。コワーキングスペースの考え方や成り立ちに感銘を受け、「自分もこういう場所で働きたい!」という気持ちを膨らませたそうです。


疑問や熱意をとにかく語る

帰国後、日本でもこうした場所を作れないだろうかと考えた土田さんは多くの人にその構想を語りかけたそうです。友人や恩師の先生に留まらず、カフェでたまたま出会い、話を聞いてくれた人にも、とにかく語る。コワーキングという働き方の素晴らしさ、自分もそうした場所で働きたい、そうした場所を作りたいという熱意を伝え続けていると、まわりの人々は様々な手助けをしてくれ始めたそうです。そして、カフェで出会ったその働き方に共感した事業家の方から原宿の物件を紹介され、原宿テラスを創設することになります。

その後同年代の知人と2人で原宿テラスの運営に奔走、原宿テラスの魅力を自ら伝え歩くうちに、気づけば原宿テラスには多くの人が出入りし、様々なプロジェクトが立ち上がり、その情報発信が行われたり、イベントが開催されるようなことがおき始めたそうです。

土田さんは原宿テラスの特徴は「遊ぶ!」ことだと言います。コワーキングの思想に賛同した人たちは「面白い」と思ったことに対して自分の疑問や熱意をとにかくぶつけ合う、その対話から生まれたアイデアを種に、「やってみようよ!」というコトが起こり始める。

「今日はこの”遊ぶ!”感覚を持って、とにかくみんなで遊んでみましょう!」
土田さんは幼い頃よく山で遊んだそうです。自然の中でいざ遊んでみると、「そこにあるもの」を利用し、何かしら想像を働かせたり、道具を生み出したりしないと遊ぶことが出来ない。自分から創り出すものがあって初めて、それが「遊び」になります。
そして、これが”一緒に遊ぶ!”になったとき。自分と相手のどちらかが手を抜いた瞬間に遊びにはならない。遊ぶということ=自分から周りの環境にワクワクして創り出すこと。これは自分から仕事を創りだすプロセスにとても似ています。

お客さんになって「楽しむ」のではなく、自分の中から湧き上がるものに注目しながら、今ここにあるものを使って創りだしていく。このプロセスを全員で体感しながら、”自分の中にある本当の仕事”に注目することが今回のワークショップの目的です。


“Hi, Everyone! I am つっちー!” “Hi, つっちー! You are special!”

「自己紹介のゲームをしましょう!僕は皆さんのことをもっと知りたいです。」
土田さんがワークショップの最初に行った遊びは、全員で輪になり順番に自己紹介をするという、土田さんが以前参加したSocial Innovation Forum: Japanにてまず最初に行われたゲームだと言います。全員に注目されながら輪の真ん中まで歩いていき、全員に向かって挨拶をする、そして全員から挨拶が返ってくる、とても単純な遊びですが、恥ずかしそうに行う人、面白がって奇をてらう人、無難にこなす人、三者三様の取り組み方から参加者の方々の素顔が少し見えてきました。「普段の自己紹介では肩書きから入ってしまいがちですが、その人自身の表現を見て、もうちょっと自分の体感で、この人と話し手みたいなぁ〜とか感じてみましょう!今日は“体感”がポイントです。」

「グループに分かれて最近あった身近なニュースをシェアしあってください。社会的なニュースではなく、自分の身近な人に関する出来事や気づきです。」
ゲームの後だからか、スムーズに会話がスタートしていました。友達の恋愛話や家族の中での気づき、最近疑問に思っていた生活上のちょっとしたこと、とにかく語り合います。

「共感する点や気になる点があればどんどん乗っかっていきましょう。」
疑問や体験談、アドバイスのぶつけ合いからアイデアの種をどんどん積み上げていくように会話は繰り広げられました。課題とアドバイスを与えながら、土田さんは各グループに周ってドライブをかけるように、というよりは自分も面白がって、会話に参加していました。


全員でひとつのトピックスについて考える、語る

「それでは、また全員で輪になりましょう。今話したことを全員でシェアします。」
再度イスを輪に並べて、全員が向かい合う形になると、まずはグループ内の他の人の近況を他者紹介することに。土田さんに指名されたり、あるいは自ら「面白かったから」話を始めたり、思い思いにグループ内での会話をシェアしました。

「非日常的な機会が日常の中にあるということ」
「遊ぶということの意味を再認識した」
「こうして輪になって話をするということ自体がとても新鮮」

とにかく全員でひとつの話題について話し合う中で、参加者の目線が一点に集まって話が繰り広げられる様子はSewでもとても新鮮でした。


延長戦が本当のワークショップ?「何してくれるの」ではなく、「何をしよう」という遊び心

「このままこのスタイルで続けませんか?」
ワークショップ終了の時間、本来ならばここで一仕切りしてパーティに移るところですが、この日は土田さんの提案でこの輪の形のままパーティに望むことになりました。

食事と飲み物が入りながら延長戦に突入すると、話はさらに盛り上がり、気づけば参加者の方々が自ら自分のプロジェクトの話やぜひ知ってほしいWEBサービスの話などをプレゼンしあうような状態に。
そこにはいつものSewとはまた少し雰囲気の異なる、土田さんが語っていた原宿テラス流の共通意識が生まれていたように思います。土田さんも最後まで熱意に共感した参加者の方々と対話を繰り返し、時にアドバイスし、また自ら現在進行中のプロジェクトについても真摯に参加者の方々に話をされていました。

人が真摯な姿勢で語り伝える様子を無下に扱う人なんていないと、土田さんは言います。「何してくれるの?」という姿勢で機会に望むのではなく、自ら何かをするように仕向ける姿勢こそ、物事を進めていく上で一番必要な要素。その姿勢が賛同者を呼び、必要なパートナーを見つけてくれる。土田さんや原宿テラスに出入りするコワーカーの方々が様々なプロジェクトを形にしてきた肝は、まさしくこの姿勢なのだろうと実感させられる瞬間でした。

自分の熱意を語り伝える姿勢、「面白い」と思ったことに自ら乗っていく姿勢、それがプロジェクトを推進する遊び心の秘訣なのではないでしょうか。



[参加者の皆さんから紹介された様々なプロジェクト]
スマイリングホスピタルジャパン http://www.smilinghpj.org/
Nail Salon ACQUA tua http://nail.acqua.co.jp/
Startup Weekend http://tokyo.startupweekend.org/
ピク活 http://pictoituser.wordpress.com/

DOMAINWEBUP
DOMAINWEBNETWORK
開催日時2012年11月28日(水) 19:00~21:00(18:30開場)
会    場フューチャーワークスタジオ ”Sew”
開催場所東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート10F
定    員17名
参 加 費1000円(飲みもの、軽食代として)
主 催 者Sew運営委員会
概要 ”遊ぶ!”ということ。今でこそゲームという型があって、ほとんど何も考えなくても、その枠組みの中で楽しむということはできます。でも本来”遊び”って、「遊ぶ力」みたいなものがないとできないと思うのです。

山などの自然の中に行って「そこにあるもので」遊ぶとき、結構苦労します。何かしら想像をして生み出さないと遊べない。自分から創り出すものがあって初めて、それが「遊び」になります。これが”一緒に遊ぶ!”になったとき。今度は、あなたと私、どちらかが手を抜いた瞬間に遊びにならなくなります。遊ぶということ=自分から周りの環境にワクワクして創り出すこと。これって自分から仕事を創りだすプロセスにとても似ています。

お客さんになって「楽しむ」のではなく、自分の中から湧き上がるものに注目しながら、今ここにあるものを使って創りだしていく。このプロセスをみんなで体感をしながら、”僕たちの中にある本当の仕事”に注目してみませんか?

土田智憲さんがニューヨークでみた働き方、Coworking。そこに集う人たちがお互いを面白がりながら、自分たちから新しいものを創りだす働き方。新しい価値観を生み出す空気を感じた土田さんは日本に帰り、”CoworkingSpace原宿テラス”を立ち上げ、その場から様々なプロジェクトを発信し始めています。弱冠25歳の土田さんが何故、原宿テラス等のプロジェクトを実現出来たのか?

今回のキーワードは「遊ぶ!」です。
詳細説明 【タイムテーブル】

18:30 開場
19:00~21:00 ワークショップ
21:00~22:00 パーティー

土田智憲さん

1987年秋田生まれ。CoworkingSpace”原宿テラス”創設者。一般社団法人WiA-World in Asia-理事。
http://harajukuterrace.com/

慶應義塾大学環境情報学部(SFC)卒。2010年冬にニューヨークで互いに面白がりながら、みんなが当事者になる働き方”Coworking”に出会う。2011年、CoworkingSpace原宿テラスを立ち上げ。2011年6月、震災をきっかけに、日本発信のイノベーションを生み出す起業家の支援するベンチャーフィランソロピー、一般社団法人WiA-World in Asia-を加藤徹生らと立ち上げ。

注意事項

遊び心を忘れずにご参加下さい。

参加方法 本イベントは終了しました。

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