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Sew イベント

けんちく体操、かぐ体操

レポート

遂に「けんちく体操」がやってきた!


「チームけんちく体操の皆さんお願いします!」のアナウンスの後、博士を先頭に軽快にけんちく体操マンたちが駆け足で入場。いよいよ待ちに待った『けんちく体操、かぐ体操』ワークショップの幕開けです。

「けんちく体操」ワークショップは映し出される建築の写真から受けた印象をそのまま体で表現するもの。1人でトライするうちは、思うがままの自由な表現ができますが、ワークショップが進むにつれて2人、3人と人数が増えていくとお互いの受けた印象をすりあわせ、役割を決め、表現することが難しくなってきます。実はこのワークショップの面白さは演じている本人たちだけでは、その全容を見ることができないことにあります。参加者はトライしたあとで周りの人が撮ってくれた写真を見て初めて「あぁ、こうなっていて自分はこういう役割だったんだ」ということを知ります。しかし、この自分(たち)が見えないということが、より自由で大胆な表現や偶然の美しさを生み出す要素になっているのだと感じました。

開始から20分。現場はもう笑い声が絶えない盛り上がりです。最初は遠巻きに、慎重に体操していた参加者をけんちく体操博士ことイサーム・ヨネの絶妙なトークがあおり、あおられた参加者のライバル心が作品の精度を上げていく。そんなサイクルが生まれてきました。

博士から出されるお題をこなしていくうちにメンバーの行動に明らかな変化が現れてきます。いわゆる、「阿吽の呼吸」ができるようになってきたのです。初めのうちは映し出される写真をじっくり眺め「あそこはこうで・・・・」「何人がかりでここを作って・・・」と頭で考えしっかり構成を決めてから体を動かし始めていましたが、次第に誰かがスッと建築のある部分を体で表現し、それに他の人が自然と寄り添うように作品が出来上がっていきます。チームでの自分の役割を自然に認識して身を置く場所を自ら発見するようになっていったというと言いすぎでしょうか。



Sewオリジナル「かぐ体操」も大反響


今回のけんちく体操では、Sewメンバーが新たに「かぐ体操」にトライすることを提案。チームけんちく体操の皆さんの快諾をいただきました。

いざ、「かぐ体操」に移るとそれまで参加者をあおり、建築のウンチクを連発していたイサーム・ヨネ博士が新たな助っ人を呼びます。

「か~ぐは~かせ~!」

なんとけんちく体操博士に加えて白衣を身にまとった謎の「かぐ体操博士」の登場です。かぐ体操博士もけんちく体操博士の影響であおり気味に家具愛を込めたコメントを連発していきます。
「パントンチェア」「バタフライスツール」「ハング・イット・オール」・・・数々の名作家具が映し出されるたびに開場から感想が聞こえてきます。

「建築より難しいー。」
「曲線が上手く出来なーい。」

どうやら「かぐ体操」には「けんちく体操」にない難しさや表現のポイントがあるようです。特に参加者から「難しい」という評価を受けたのは照明界の不朽の名作ポール・ヘニングセンの「PH-5」です。なかなかあのシェードの重なりや曲線が表現できず阿修羅や鏡餅のようになってしまうチームが続出・・・。

いよいよオオトリの作品は10人による競技、ヘルツォーグ・ド・ムーロンの「ヴィトラミュージアム」です。家具と建築の接点となる大作は果たして上手く表現できたのでしょうか?



クールダウンパーティーのはずが・・・


体操終了後は軽食を取りながらのクールダウンパーティーが開かれました。でもクールダウンどころか「あの建築は難しかった。」、「この腕(足)でこの部分を表現していたのね!」と写真を見ながら全員で大盛り上がり。その中で参加者の一人の方がとても印象的な感想を仰っていました。

「建築も家具も表現してみて、上手くできたな、できてるなって思う時は、なんかその建築家やデザイナーが何を考えていたかがわかった気がする。」

博士も作品を講評する際、ただ外見が美しいというだけでなく、作品に込められた作家の「思い」がしっかり表現されているかという点を重視していました。建築家やデザイナーが「こう表現したい」「この機能を持たせたい」と考えた末にたどり着いた作品と、その作品を上手に体で表現しようとした時に抽出された要素が重なった時、高評価の「けんちく体操」や「かぐ体操」ができあがるのではないでしょうか。

参加者のみなさん、帰路につかれる際には口々に「けんちく体操またやりたい!」と仰っていました。是非、第2回、第3回と新たなネタを盛り込んで開催していけたらと考えていますのでご期待ください。

開催日時2012年8月20日(月) 19:00~21:00(18:30開場)
会    場フューチャーワークスタジオ ”Sew”
開催場所〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート10F
定    員25名
参 加 費1000円(飲みもの、軽食代として)
主 催 者Sew運営委員会/チームけんちく体操
概要 けんちく体操、かぐ体操

昨年の書籍出版をきっかけに、今「けんちく体操」というものが、密かなブームになっています。全国各地、最近ではあの有名なドイツの大学、バウハウス大学でもワークショプが行われたり、ある小学校、高校、専門学校などでは、授業の一環として取り入れられはじめているのだそうです。Sew第2回イベントは「身体を通じてつながる」をテーマにチームけんちく体操のみなさんをお迎えし、「けんちく体操」ワークショップを行います。


えっ!「けんちく体操」って何かって?

「けんちく体操」とは、建築に興味を持ってもらいたいと2002年に発明されたワークショップで、大きく映し出された建物の写真を見て、瞬時にそのカタチを自分の身体で表現するというもの。え〜、想像しただけで恥ずかしい、と思ってしまいますが、意外とこれがやりはじめるとエキサイティングで楽しいのです。「けんちく体操」をしながら、その建物のことを博士が解説をしてくれます。そうすると教科書を読むよりも、なぜだかすんなりと頭に入ってくる。そして最後は、その建物に親しみまで沸いてくるのです。

ワークショップでは、1人でトライする建物からはじまり、だんだん人数を増やしていきます。最後は出会ったばかりの知らない人同士が大人数で大きな建物にトライ。今回は、はじめて家具の体操にもチャレンジしてみましょう。みんなでアイデアを出し合い協力しながら、自分自身が建物や家具になってみる。きっとワークショップが終わるころには、あなたと建物、家具との新しい「つながり」を発見するにちがいありません。

老若男女、お一人でもお友達とでも、興味をもたれた方は是非気軽に応募してみてください!当日参加される方は、動きやすい格好で。イベント後、クールダウンのためのパーティも予定しています。
詳細説明 【タームテーブル】
18:30 開場
19:00 スタート
21:00 クールダウンパーティー
22:00 終了

チームけんちく体操さん

「けんちく体操」は、2002年に米山勇(建築史家、江戸東京博物館研究員)と高橋英久(江戸東京たてもの園学芸員)が発案。2010年から田中元子(ライター/mosaki)、大西正紀(編集者/mosaki)が加わり、「チームけんちく体操」として、共にその普及とワークショップの実践に取り組む。2011年4月の書籍『けんちく体操』(エクスナレッジ)の出版をきっかけに、新聞や雑誌、テレビ番組等、数多くのメディアで取り上げられている。ワークショップは、全国へ、そして2012年4月にははじめての海外となるドイツのバウハウス大学でも開催。“記念写真は「けんちく体操」で!”をモットーに多くの人々とワークショップを通じて「けんちく体質」を世界へ広げていきたいと考えている。


「けんちく体操」とは

建築物を模写する体操です。外観だけでなく、構造や用途、個人的に抱いた第一印象などを身体で表現するもので、身体能力以上に、建築を見る、知る、愛する情熱が問われる体操。やればやるほど「けんちく体質」を身に付けられると言われています。

http://kenchiku-taiso.com

注意事項

動きやすい格好でお越しください。

参加方法 このイベントは終了しました。

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