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Sew イベント 見えない「チーム力」を評価する

Creative Team Index

レポート

■作業プロセスから「チーム力」を可視化する


「チーム力」を可視化し、自分たちのチームの特徴を知る。それがテーマとなっている今回のワークショップですが、募集開始とともに定数が埋まり、結果的に想定した以上の5チームでの開催となりました。この状況からも「チーム」に対する関心の高さがうかがえます。

「チーム力」については長い間様々な評価方法や強化方法などが提唱されてきました。しかし、チームに関する変数は多すぎてそれぞれが計測困難であることから普遍的な手法はまだありません。今回のIndexもすべてのチームに当てはまるわけではありませんが、自分たちのチームがどんな特徴を備えているのかを知ることがゴールだといいます。

具体的にはものづくりを行ってその成果物評価と作業中のプロセスを照会、そこからパフォーマンスとプロセスの関係を明らかにするという手法をとります。この方法は東北大学と岡村製作所の共同研究で数々の実験を行った結果得られたもので知的作業を捉えるために用いられています。

90分の作業を経て、アウトプットの採点が行われます。各チームのアウトプットを専属の記録員がテストし点数をつけていきます。目の前で行われるテストに参加者の皆さんは一喜一憂。「もっと丁寧に作業すればよかった」とか「もうちょっと時間があれば」といった感想が聞こえてきます。


■自分たちで処方箋を考える


採点後は本イベントのクライマックス、各チームの作業プロセスを共有し採点結果と見比べながらの考察を加えていきます。

「このチームは一点突破で全員が同じ作業を集中して行っていますね。そこに強みがありますが、パラレルに作業を進めたり、計画を立てるのは苦手なようです」

「このチームは戦略を練ることが好きなのですが、ちょっとうまくいかないとそれを転換してしまうようです。結果的に積み上げができずに作業が進みません」

と次々とプロセス表から各チームの特徴が読み解かれていきます。驚いたのはそばで見ていた記録員やチームメンバーにインタビューするとまさにその状況が起こっていたというのです。つまりプロセス表とアウトプット評価の検証からチームの特徴を描き出すことができていたといえます。

「振り返ってみて、こうすれば上手くいったというのは簡単なのですが、なかなかそうはできません。ただ、自分たちチームがどんな特徴を持ったチームかを理解していることによって予防線を張ったり、うまい方向にドライブをかけたりすることは可能です。つまり自分たちで自分たちに処方箋を出せるんですね」

チームは多様であり普遍的な処方箋を出すことはできません。しかし、共通の問題を解くことによって現れた自分たちの行動の痕跡から自分たちなりの処方箋を考えることは可能です。

白熱したワークショップは少々時間をオーバーして終了しました。

開催日時2015年5月27日 19:00 - 21:00
会    場Future Work Studio Sew
開催場所〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート10F
参 加 費1000円(懇親会費用として)
主 催 者Sew運営委員会/協力:東北大学大学院工学研究科 本江 正茂 研究室
概要 「クリエイティブ」「イノベーション」「チームワーク」

書店に行けばこうした単語が埋め込まれた本がたくさん並んでいます。
その本たちからは、クリエイティブになれないことや良いチームワークのもと仕事を進められないことに対して抱いてる私たちのコンプレックスが見えてきます。

でも、創造性やチームワークがそもそも目に見えず、捉えようがないために私たちは不安を感じているのではないでしょうか。だとしたら自分たちのチームの力がわかったり、特徴がわかれば、そこから具体的な目標や改善策を見つけ出すことができるはずです。

このワークショップでは知的生産活動を客観的に評価することによってチームの力を顕在化するとともに、プロセス記述からチームの特徴を明らかにします。

と難しく書いてしまうとお堅いイベントのようですが、実態はチームで何かをつくってその成果を競い合い振り返ろうということです。チームワークに自信がある仲良しグループ、ツーカーで通じ合える職人集団など「チーム力」に自信がある方々のご参加をお待ちしています。
詳細説明 18:30 開場
19:00 概要説明
19:10 ワークショップスタート
20:40 講評 共有 まとめ
21:00 懇親会
22:00 解散

池田 晃一さん

Future Work Studio "Sew" ディレクター
岡村製作所オフィス研究所 研究員

2002年、岡村製作所入社以来、グループワークと環境の関係を明らかにする研究に従事。みんなが協力しあい、楽しく目標に迫っていく、そんな働き方ができる環境をつくるために日々研究を進めています。2010年、東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。東北大学大学院医学系研究科助教(広報・コミュニケーション担当)を経て現職。

今回は研究を進める中で使用している知的生産性評価ツールを用いて皆さんのチーム力を測ります。


<協力>
東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻
ITコミュニケーションデザイン学分野 本江 正茂 研究室

ワークプレイスや社会に新しく生まれつつある空間を研究対象に、情報技術が拓く都市と建築の新しい使い方をデザインし、人々が持てる力を存分に発揮しあえる環境をつくりだすべく様々なプロジェクトに取り組んでいます。

注意事項

今回のイベントはチームの力を競うため、原則チームでのエントリーをお願いしております。1チームは3名です。最大4チーム、12名の募集となります。我らこそは最強の創造集団だという方々のご参加をお待ちしております。

個人での参加をご希望の場合には、メールでご相談ください。
プレイヤー側でなくオーディエンスとしてチーム力の計測に関心がある方がいらっしゃいましたら、その旨メールでご相談ください。

参加方法 本イベントは終了いたしました。

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