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Sew その他 第1回 出張Sew

「面白い」の先に

レポート

■つながりから生まれた「出張Sew」

いままでSewという特定の空間で開催してきた数々のワークショップ。この度、そうしたプログラムを出張サービスとして外部でおこなう「出張Sew」を始めました。

記念すべき第1回は三井住友建設さんのお声掛けにより、Sewで培ってきた「人と人をつなぐ」、「組織と社会をつなぐ」ワークショップの面白さを参加者のみなさんに体験していただきました。

そもそもこのワークショップを開くきっかけとなったのは、依頼主である三井住友建設さんの技術研究所に Co-creative Salon " CO+(コウ)"という、Sewの弟空間ができたことによります。さらに、この“CO+”ができるに至った背景にはSewでのワークショップから生まれた「つながり」があります。

最近、Sewの見学にいらっしゃる方、イベントに参加される方から、オフィスの一部に社内外の人が交流するための空間を設け、つながりを生み出すためにはどうすればいいのかという相談を多くいただくようになってきました。

Sewの活動も、はや3年。何もないところからコンセプトをつくり、無理なく、自分たちのできる範囲で運営していく、そんなノウハウもずいぶん蓄積されてきました。実際にご相談いただいたお客様の中には、Sewのような空間をつくってしまったという事例もあらわれてきています。

CO+ はそんな空間のひとつです。CO+ がある技術研究所の所在地は千葉県流山市。中央区佃にある本社から離れた場所にあるため、研究員とほかの社員との交流がなかなかできないことが悩みでした。そこで研究所の一部を改装、研究所所員有志で企画・運営を行いながら、技術をテーマに社内の交流を生み出し、将来的には社外交流にもつなげていきたいという思いでつくられたのがCO+です。

今回はワークショップのお声掛けをいただきましたが、Sewメンバーも自分たちのノウハウを盛り込んでつくられた空間がどのように活用されているのか非常に興味があり、活動が行われている場を見に行ってみたいと常々考えていました。コンテンツを提供するかわりに活動を見学させてもらうという関係が「出張Sew」におけるお互いのうまみと言えそうです。


■つながりを意識させるプログラム

今回はCO+が三井住友建設さんの広報担当者の社内会議会場として使われるとのことで、「つながりをうみだす広報」に関するワークショップのご依頼をいただきました。

「弊社の広報担当者は全国にいて、主に社内報の記事制作などを担当してもらっています。当然、個々人が主業務を別に持っているので、広報は片手間ということになります。全員が直接に会う機会も少ないですし、広報業務に対するモチベーションを高めてもらうのは難しいんですよね。」

と同社広報室の吉田さん。

「社内広報の仕事は情報を集めて伝えるのが重要なんですけど、座学じゃなかなか身につかないですからね。だとしたらせっかくワークショップのための空間もできたことだし、ここ流山でワークショップをやりながら広報活動について考えてみようということになりました。」

Sewの常連でCO+の立ち上げにも関わられた吉田さんが考えたのは、Sewで行われているプログラムを少し改良してCO+で再現できないかというアイデア。きっとSew でやっていることは広報の仕事にもつながるのではと思い切って相談してみたところ、Sew側から「せっかくならオリジナルのメニューをつくりませんか」と提案を受け、広報に特化したワークショップを一緒につくることになりました。


■オリジナルプログラムを考える

「広報担当の仕事には情報を正確に、わかりやすく伝える報道官としての仕事と情報を魅力的に、面白く伝える編集者としての仕事があります。たぶん、みなさんが社内報に記事を書いたり、現場で取材してきたものをまとめるという作業では後者の立場が求められるのではないでしょうか。そこで今日は、主に後者のスキルを身につけようというワークショップをつくってきました。」

挨拶のあとに本日のワークショップの内容をこう提示したのはSewディレクター池田。今年3月まで1年間、大学の広報・コミュニケーション担当として実務に携わっていた経験がものをいいます。彼以外にもSewの運営に携わっているメンバーはマネージャーの遅野井はじめ研究者、デザイナー、プランナーといった多様なバックグラウンドを備えています。通常、Sewのイベントを企画する際は、外部講師の方と一緒にワークショップを組み立てていますが、いざ依頼があればそれぞれの得意分野で独自のプログラムを作成し、講師を務めることもできます。

Sewで開催してきたプログラムのこだわりとして「オリジナルのプログラムで押す」というものがあります。Sewでしか経験できない、Sewだからこそできるというプログラムを一から考え、提供しようということです。今回の「出張Sew」においても会場であるCO+でなければ体験できないメニューを三井住友建設さんとの綿密なやり取りのもと、組み上げてきました。


■魅力を伝えるための技術

今回、広報担当者方々のために持ち込んだのが「究極のこだわりカレーを考案してプレゼンする」と「スキスキ帖をつくる」というふたつのワークです。

「まずは個人でこだわりカレーを考えてみてください。そのあと各チームで意見交換をしてひとつにまとめてもらいます。」

最初のワークの課題が発表されましたが、参加者みなさんの表情からは「?」といった雰囲気が伝わってきます。「広報なのになぜカレー…?」、「どうやって話し合うの…?」といった「?」を抱えながら作業を進めていきます。

「チームでこれだというものが決まったと思います。これからそのカレーを発表してもらいますが、ひとつプレゼンに際して条件があります。それはプレゼンを聴く人は全員目を閉じているということです。音声だけで伝えてください。」

通常、プレゼンテーションを行う際には模造紙などにプランを描きだし、それを示しながら話します。しかし、もしビジュアルが全く使えず、音だけで伝えるとしたらプレゼンテーションはどのように変化するでしょうか。ここにきてワーク1の意図が分かってきました。


■空間を場所にする

さて、ようやく正式スタートした「出張Sew」。Sew運営メンバーたちが、こうした機会を通じてやりがいに感じているのは、CO+のような空間が特別な場所に変化していく、その変化を感じられる現場に身をおけるとともに、微力でも場所になっていくお手伝いをさせていただけるということです。

今回のプログラムも三井住友建設の担当者吉田さんと一緒に何回もやり取りをし、Sew内で試行しながら組み上げていったオリジナルのもの。CO+のオリジナルコンテンツと言えます。それぞれの空間にこうしたオリジナルのプログラムがそろい、空間の稼働率が上がるとともにファンが増えていく、そしてファンになった人がファシリテーターとして新たなプログラムをつくり出していく。そんな場所化のサイクルが生まれていけばいいなというのが私たちの願いです。

「出張Sew」、ご要請がありましたらどこにでも出かけていきます。「交流のための空間はあるんだけど、活用されていないんだよな」とか「社会との接点をつくるにはどうしたらいいのだろう」というお悩みを抱えられている方、オリジナルのワークショッププログラムを開発したいと考えていらっしゃる方は、お気軽にご相談いただければ幸いです。

開催日時2015年7月3日 10:00 - 12:00
会    場三井住友建設技術研究所 Co-Creative Lounge
定    員20名
主 催 者三井住友建設広報室/Sew運営委員会
概要 「会社の広報委員に選出されちゃった」
「面白い文章を書くにはどうしたらいいの」

何かを伝えるのはわかるけど、なかなか主務として認識されない広報業務。でも、せっかくやるなら楽しんでやらないともったいないですよね。

広報には「報道官」としての業務と「編集者」といての業務の二つがあります。情報を正確に、わかりやすく伝える広報官、面白く魅力的に伝える編集者どちらの顔も欠かせません。

今回は特に後者の立場で広報を行う時のテクニックとマインドについてワークショップ形式で学んでいきます。
詳細説明 10:00 概要説明
10:10 魅力的に伝える手法
10:20 ワーク1 こだわりを伝える
10:35 発表、講評
11:00 媒体を活かす、割り算にしない
11:10 ワーク2 スキスキ帖をつくる
11:30 発表、講評
11:50 まとめ

Sew運営委員会メンバーさん

Future Work Studio "Sew"の企画運営を行っているメンバー。

マネージャーの遅野井はじめ、研究者、デザイナー、プランナーなど様々な職種のメンバーが携わっています。未来洞察、知的生産性、ワークスタイル、デザインなど専門分野の異なるメンバーがそれぞれのワークショップメニューを携えています。

注意事項

本イベントは要請に応じて開催する出張イベントとなっております。外部からの参加はできません。同様のワークショップ開催のご依頼はSewまでメールでお問い合わせください。

お問い合わせ先 : Sew_Officelabo@okamura.co.jp

          メールはこちらへ

参加方法 本イベントは終了しました。

<出張Sewのご依頼はメールにてお願いいたします>

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